元気やがて「セグウェイ」の時代が来る!?

Posted:2011年09月20日
セグウェイ

「セグウェイ」という乗り物、名前ぐらいは知っているという人は多いだろう。
でも、乗ったことがある人は少ないのではないだろうか。それもそのはず、セグウェイは公道を走れないからだ。

2001年にアメリカで開発されたセグウェイ、実はその原型は日本人の技術者が開発したという。2005年、日米首脳会談で当時アメリカのブッシュ大統領 が小泉首相にプレゼントして一躍有名となった。2008年には北京オリンピックの警備部隊が使用し、今では世界で1000以上の警察や警備会社で利用され ている乗り物だ。

ではなぜ、日本では公道を乗れないのか。
道路交通法で想定されていない乗り物だからだ。セグウェイにはブレーキがない。体重移動で停止するので車ではなく人間に近い。誰でも簡単に運転できる乗り 物だが、日本の法律は想定外の未知の乗り物に弱いので未だ道路を走れない。つくば市で公道実験をしているが結論は出ていない状況なのだ。日本で使われてい るのは広い工場や牧場などの利用に限られている。

セグウェイは、時速20kmまで出るし、1回の充電で30kmは走れるという。CO2は出さないし環境にもいい。公道で乗れれば、通勤・営業・買物などにピッタリだ。

近年、インターネットの発達とともに情報の移動手段は劇的に進化した。
しかし、ヒトやモノの移動手段は時間が短縮されただけで、劇的に進化したとは言いがたい。ピーターの法則で言うように既存のシステムが進化のジャマをしているのだろう。
たとえば、セグウェイのような未知の乗り物に道路の1車線を開放し、それに伴うインフラ整備を行なっていけば、ヒト・モノの流通構造が変わり、こうした社会構造の変化によって地域経済が活性化していくのではないだろうか。

道路事情があまり良くなく、交通事故が多いという福岡でこそ、社会構造の変化をもたらすような革新的な実験をやってもらいたいものだ。

なお、セグウェイは下記の会社で試乗できるらしい。
株式会社西日本商事 福岡支店
TEL:092-282-6210
                                 【S-Sato】

セグウェイ
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