インドで生まれ、カナダに移住して映画を制作、世界的に高い評価を受けているディーパ・メータ監督の3部作を一挙に上映！「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2013」のプレイベント上映会が、8月25日(日)に福岡市総合図書館映像ホール・シネラにて開催されます。

今回上映されるのは『炎』『1947年・大地』『とらわれの水』の3作品。カナダ、アメリカやヨーロッパ各地でも高い評価を得ている作品です。『とらわれの水』は、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネート！ここでしか見ることができないセレクションを楽しめますよ。

＜ディーパ・メータ監督　エレメント3部作　一挙上映＞

日時：2013年8月25日(日)　10:10受付開始

会場：福岡市総合図書館映像ホール・シネラ　(福岡市早良区百道浜3-7-1)

料金：1作品500円／3作品共通券1000円(大人・学生共通)

　　　※アジアフォーカスの前売券1枚を3作品共通券として利用可能。

　　　※当日、アジアフォーカス前売券の販売も行います。

上映作品　※全作品　日本語・英語字幕付

■10:30～　「炎」　英題：Fire （1996 年／インド・カナダ／108分)

【作品紹介】

男はビデオ店のオーナーで、結婚しても長年の恋人である中国人の美容師との浮気を止めず、妻を全くかえりみない。男の兄は妊娠しない妻にいらだちを募らせ、妻は全ての性的接触を禁止する過激なカルトに入ってしまう。妻ふたりが、それぞれの結婚によって出会い、はじめはインドの伝統に抑圧された惨めさによって近づき、慰めと愛を互いの腕の中に見い出す。

■13:00～　「1947年・大地」 英題: Earth （1998年／インド・カナダ／108分）

【作品紹介】

ペルシャ系８歳の少女は、愛情あふれる裕福な家庭で何不自由なく暮らしていた。1947 年、町で分離独立の動きが始まる。ヒンドゥー教とシーク教徒がイスラム教徒を虐殺すれば、イスラム教徒はヒンドゥー教徒やシーク教徒に復讐する。血で血を洗う抗争が町中でくりかえされ、やがて、彼女を愛した人たちさえも歴史に引き裂かれていく。近作「きっと、うまくいく」にも出演のインド映画界の国民的大スター、アーミル・カーン主演の感動作。

■15:30～　「とらわれの水」 英題: Water （2005年／インド・カナダ／117 分）

【作品紹介】

まだ幼児結婚の習慣が一般的だった時代のことである。若い少女たちは、経済的理由のために、年上の男性と結婚させられることがしばしばあった。夫が死亡すると、残された若い未亡人はヒンドゥー教の僧院の施設へ送られる。家族から背負わされた経済的な苦境からすれば、これが多くの未亡人がたどらねばならない運命だった。2005 年ケーララ国際映画祭オープニング・2007 年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。

＜お問い合わせ先＞

福岡国際映画祭インフォメーション

080-5247-6507

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